時は幕末、戊辰戦争の最中(さなか)
北越の小藩 長岡藩の家老 河井継之助(役所広司)迫り来る官軍に対話を求めるが、官軍の将校 岩村高俊(吉岡秀隆)に一蹴されてしまう
かくして官軍5万に対し長岡藩率いる連合藩は690人で対峙しなければならなくなった
「命なんざァ 使う時に使わねば 意味がない」
長岡城攻防戦、見応えあった
副題が最後のサムライなのに
ランボーの如くガットリング砲をくバンバン撃ちまくる役所広司には少し笑ってしまいそうになった
薩長が如何なエゲレスのエンフィールド銃で撃ってこようが死人(覚悟的に)となって、故郷を奪い返す為に濁流の如く押し寄せてくる長岡兵達は防げまい
圧巻であった
勝てば官軍、負ければ賊軍
歴史にタラレバは無いので結末はご存知の通り官軍が勝つわけなのだが、現在でも薩長をルーツに持つ政治屋達が永田町に沢山いる
国を思い国の為に命を散らしていった烈士達が今の政治を見たらどう思うのであろうか
「形こそ 深山がくれの 朽木なれ
心は花に なさばなりなん」