ガスガスガスマスク

バスターのバラードのガスガスガスマスクのレビュー・感想・評価

バスターのバラード(2018年製作の映画)
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西部版ファーゴみたいなのを勝手に期待して見始めたが、あながち期待外れでもなかった。
コーエンらしいどんどん悪い方向に展開していく演出とアメリカ文学にありがちな鬱展開とのバランスがマッチしていて、完成度がめちゃくちゃ高い。西部開拓時代の文化に少しでも馴染みがあるとより楽しく観られる。メッセージ性もしっかりある。
衣装や小道具のクオリティも流石。
コーエン作品に慣れていると、こいつはどうやって死ぬんだろうと出だしから思ってしまうが、しっかりと想像を裏切る展開で楽しませてくれる。