めんきち

劇場版『えいがのおそ松さん』のめんきちのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

とにかくハイカロリー情報過多過ぎて消化しきれないのでまた観に行く。
おそ松さんツマンネ。勢にとってはつまらん作品な気もするけど、一期二期どちらかあるいはどちらも見れてましたとか好きな人は観に行くべし。


※ここからネタバレ
自己肯定の鬼、または他人からの承認、みたいな内容だと思った。
完全にファンかつオタク目線的なレビューで言えば、最高オブ最高だった。
ファンムービーとしてここまでやってくれてる映画ってそうあるか?????最高や…。
おそ松さんと言えば、短編ギャグのテンポのいい応酬があったり突拍子も無い世界観が急にぶち込まれたり、たまに感動回があったりしつつも基本はやっぱりギャグであって、30分の尺が何だかんだ丁度いいと思っていた。
なので映画が108分もあるって事で最初はこんな長丁場で色々保つのか…?という不安がすこーしあったけど杞憂だった。
結果的に、観終わってみるとかなりのボリュームだったのにもう終わりなの!?というもっと観たい感と、良い映画だったという満足感とでいっぱい。
良い意味で、テレビ版の延長にある映画でまさにえいがのおそ松さんだった。

ギャグのテンポもよかったしキャラ萌えとか考察のしどころとか色々とあったけど、全体を通して彼らの成長と、6つ子がいる日常と、そんな彼らの日常の周りにいた普通の人達のちょっとした青春の話って感じでなんとも言えない温かさと切なさが混在したラストだった。

高橋さんの解釈は人それぞれだけど、彼女はいわば視聴者的なポジションであり我々の事を指してたりするのでは無いかとも思った。
同時に、高橋のぞみちゃんはあの世界での登場人物の1人であり、当時の6つ子達の数多くいる同級生の1人であり、彼らにほんのり憧れた普通のクラスメイトの女の子だったんだなって思ったらラスト含めて切なさが加速した。助けてくれ…。そして高橋さんくそ可愛くてつらい…。

とりあえず当時の6つ子達のお前誰だよからのあーでもやっぱりお前はお前だな感がとてつもなく愛おしかった。
突拍子もない展開も含めてこれだよこれが観たかったんだよ!って感じ。

完全贔屓目の評価なのは察してほしい。
各シーンの細かい感想を言っていくとキリがないのでこの辺で。
もし観てなくてこれ読んでる人がいるならまず観てくれ。話はそれからだ。
めんきち

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