YouTuber主演、辻凪子共演のYouTube配信短編で、YouTubeでのこの動画の題名は「【驚愕】現代のJKの涙の訳。」です・・えっ何？？
男には女の心理は描けないと言う人はたまに居て正直そんな事は無いよと思うのだけど、こういう映像を観るとちょっと自信を無くす。絵に書いたようなオッサンの妄想上の『JK』がそれっぽいだけの何の面白味も中身もない『がーるずとーく』らしきものを延々と繰り広げる序盤で心が折れそうになる(その前に主人公が登場した瞬間の演出とか表情でもう無理なんだけど)。３人の女の子達には何の力も無い。演出も撮る側も工夫は皆無。ただただつまらない、やかましいだけの関西弁。監督・脚本家は無意識下に女子高生をバカにしているか人間をバカにしているかどちらかだと思う。
しかもこの妄想上の『がーるずとーく』がシーン終わりでゆっくりゆっくりフェードアウトする。極めてダサい。
YouTuber関係の描写は目眩がする程つまらないし、母親との関係性も実に嘘臭い(母親役の方がまた下手なんだよね)。
何より本筋となる進路が先に決まってる友達との話もオチの付け方がマジで酷い。グループLINEの誤爆の文面もまた嘘臭いけど、こんなんドッキリでしたと言われても『いやそう言ってごまかそうとしとるんちゃうん？』と不信感残るよ絶対。この友達、というか作り手、マジで相手の気持ち何も考えてないよ。人間の心理に何も興味のないというか想像力の無い人が書いた脚本。そして酷い芝居。
ラスト、うんまあ、うん。はい。呆れました。
