S510

バーフバリ 伝説誕生<完全版>のS510のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館での再鑑賞記念。
以前配信で通常版を鑑賞済み。映画館で観たかったと思っていたので、今回RRRのおかげでリバイバル上映してくれて良かった。ただ面白かったけどハマらなかった理由をまざまざと思い出しもしたので、以下ボロクソに言ってます。

物語自体は面白くても、一部の描写が本当に無理で当時映画館で観ていてもそれは変わらなかったと思う。お父さんのターンは文句無しに面白かった。
戦争描写はロード・オブ・ザ・リング辺りを鑑賞していると新鮮さは感じないけど、バーフバリが知恵と工夫で戦うのは観ていて楽しかった。
ラストのカッタッパがバーフバリを刺す描写が凄く印象に残っていて、嫌なクリフハンガーの見本だなとしみじみ感じた。当時ここで続きを待たなければいけなかったのはモヤモヤしただろうな。

以下、評価が低い理由。
ただただ女性絡みのシヴドゥが気持ち悪い。それに尽きる。後半のバーフバリが女性3人と戯れる曲も嫌悪感が湧くが、シヴドゥ程じゃない。当時もスタイリッシュストーカーと鑑賞を勧めてくれた友人と話していたけど、1人で映画館で鑑賞してると余計に嫌悪感が増した。
一方的に乱暴しておいて相手におまえも望んでいた、とか言い出すクソ野郎の手法で本気で吐き気がする。それ以上にアヴァンティカが受け入れる流れが本当に気色悪くて、如何にも男の作り出した幻想の女で、心底無理だった。
戦士として生きているけど本当は女性らしく在りたい、とアヴァンティカが直接シヴドゥに告げていたなら理解できるけど、水に映った自分を払っていた所を見ていたとしても、勝手にタトゥーを入れる・化粧をする・服を変えるとか本気で正気を疑う。
アヴァンティカがシヴドゥの仕業に気が付いて腕を切り落としでもしてくれたら、まだ受け入れられたと思う。アヴァンティカ役の女優さんは本当に女神みたいに美しいし、映像としては2人の曲は手放しで綺麗だと言えるけど、そこに至る経緯が最悪すぎてもう二度と観たくない。
シヴドゥもアヴァンティカも好きになれないのはそういう理由だろうな。
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