やっぱり面白いよ〜
インターナショナル版を最後に見たのが少し前だったので、完全版とどこが違うのかまではあまり把握ができなかった。
しかし面白さはたとえ何度目であっても変わらずで、今回の完全版では「このシーン見たことないかも？」と少しお得な気持ちになれる。
「バーフバリ」に出てくる主要女性キャラクター、軒並み血の気が多くて大好き。
特にアヴァンティカを素敵に思う。大義に命を捧げる覚悟を持ちつつも、若い青春の喪失に未練を感じている女性。どちらかを諦めるのではなく、どちらも掴み取ろうとするのがとても良い。
囚われの身ながらも目に闘志を燃やし続けるデーヴァセーナ、本格的な活躍は次作になるが、本作でも迫力たっぷり。
実の息子と義理の甥っ子を同時に立派に育て上げ、公平に2人を評価しようとする為政者シヴァガミ。彼女の度胸と手腕には恐れ入るし、冒頭で彼女の立派な最期が語られているからこそ、そこに至るまでの物語に引き込まれる。
壮大で絢爛で奇才な貴種流離譚、いつ見ても心が踊る。
