ジョーカーのfukのレビュー・感想・評価

スーサイド・スクワッドのイケてるジョーカーとは打って変わって暗くてジメジメしたジョーカーだった。
いつでも笑顔を貼り付けて、笑いものにされるために生まれたピエロという存在がジョーカーと重なって悲しくなった。彼自身は人間で、笑いものにされるために生まれてきたはずじゃないのに。

ラストシーンで、ようやく楽になれるのかと思ったら「立ち上がれ！」って大衆から囃し立てられるジョーカー……
死んでも生きても楽にはなれないんだなあ…。