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ジョーカーのtyutakotaのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.6
やっと観ることができました。

冒頭から、とにかく悲しかった。
街が荒み、人々が冷ややかで、精神疾患を持つアーサーにも容赦なく差別的だ。
しかし、銃を持ちスカッとするほど富裕層を撃った途端、彼は貧困層のヒーローに…。

ホワキンの表現力がとても素晴らしかった。
映像美も印象的。
ストーリーもこれは現実なのかジョーカーの妄想なのか(バットマンの3作品の後だとズレが生じるため)、観ている者に委ねている感じ。
それがとても心地よい。
演出ひとつひとつにも、リアルではなくインパクトを与える見せ方も好き。
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