ラム

ジョーカーのラムのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.4
ようやく鑑賞出来たー。

前半のじっとり重い撮り方が地下鉄の事件のあと次第に晴れていく感じが好き。

格差、貧困、虐待、ネグレクト、自己愛、障碍、孤独。

真実を受け入れることは死よりも辛いよ。

笑顔の中の哀しみ。気持ちとは裏腹に笑いが止まらないアーサーが切なすぎた。

私にとっての悪は貴方にとっても悪?

アーサーの妄想が辛すぎ。
幸せに出会って欲しかった。

心の整理なのか、事を起こした歓喜や高揚なのか、アーサーのダンスシーンがすごく象徴的で重い。
あの音楽とぴったり。
少しずつ壊れていく感じ。

木曜の朝、アーサーがアパートの階段を踊りながら駆け下りていくシーンが好き。

タバコの吸い方、切ない表情や目線、上半身がすごくセクシーだった。

ホアキン・フェニックスの大ファンになりました。
作品をもっと観たいな。
ラム

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