非常に重厚でヘビー、精神的体力を消費する映画で、種類の分からないストレス性?の涙が溢れてしまう映画であり、それと並行して、エンタテインメントとしても非常に優れているというのが凄まじい。
ホアキン・フェニックスが筆舌に尽くしがたいほどの凄まじさ。
何より世間から笑われ蹴り上げられ蔑まれる弱者の、咆哮のような映画。
語りたいシーンはたくさんあれど、舞台に立ったアーサーの様子を思い出すだけで涙が溢れてくる。
欠点をあげるとすれば、DCコミックとかバットマンファンの人にはどうなんだろうな?と気になった。