おいおいおい。
とんでもないモノ観てしまった。
久しぶりに味わう心臓を鷲掴みにされる感覚。
『息もできない』とか『灼熱の魂』以来。
ネタ切れって言われてる映画界において2019年にこんな衝撃的な映画に出会えるとは…。
ホアキンの目の動き、歩き方、走り方、1つ1つの仕草から目が離せなかった。
薄汚れた落書きだらけのNYの街並みと地下鉄。学生の頃に憧れたNYのイメージそのままだった。
いわゆる『承認欲求』からくる破壊的衝動みたいなやつが映画全体を支配してて、そこに君臨するジョーカーの存在感が凄すぎた。
とてもハングオーバーの監督とは思えない……。
とんでもない映画作ってくれたな。
この映画が賞を獲らないなら映画界は終わりでしょ。