ぺちぺぴお

ジョーカーのぺちぺぴおのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

レイティング:R-15

映画館で3回鑑賞。

すげぇもん見ちまったー。
頭に焼きついて離れない。
ホアキンの演技がとにかく素晴らしかった。
こっちも見てて苦しくなる。
ことある事に出てくるダンスシーンがまたいい味を出している。
階段のシーンは何回でも見たくなる。
トイレでのダンスやリンチにあっている警官を挑発しているときのダンスはホアキンのアドリブだとか。

全編シリアスに話が進むが、シリアスな中流れる愉しげな名曲たちが、映像にさらに狂気を孕ませる。

この映画は(描かれているままに単純に見るのもいいが…)様々な受け取り方ができる。
現実と妄想の境がはっきりと分からないから。
例として、主人公のアーサーには妄想癖があるところや、劇中で出てくる時計が全て11時11分を指していること、冷蔵庫のシーン、マレーフランクリンショーに突然呼ばれたこと、最後の精神病院でのシーン、銃弾の数などがある。
これらのことから考察してみると、解釈はひとつでは無いことが分かる。
あなたはどう捉えるか。
考えれば考えるほど、ジョーカーのことが分からなくなる。
ジョーカーらしい映画。なんて魅力的なんだろう。
結局のところ、嘘の身の上話ばかりするジョーカーの本当の過去など誰にもはっきりとは分からないのだ。
しばらくジョーカーのことしか考えられそうにないな…。

よくジョーカーは鬱映画という意見を見ますが、最後の最後まで報われないわけではないですし、私自身は結構スカッとしましたし、精神が多少安定しなくとも見て大丈夫だと思います。
それよりも禁煙してる人の方が鑑賞注意な気がする。笑

長々と真面目に書きましたが最後にこれだけは言いたい。
ホアジョ可愛い…。
タバコ吸ってる姿とか仕草の端々に色気が溢れまくってる。無理…。ご飯いっぱい食べて欲しい…。抱きしめたい。
ぺちぺぴお

ぺちぺぴお