このレビューはネタバレを含みます
期待し過ぎてしまったのかなんなのか、ドジっ子アーサーに笑みが溢れ(わかるわかるあんなことあったら持ち歩くよね)、悲しい出来事のインフレに途中から色々と麻痺してしまった所々で訪れるダンシーンにニッコリ。ホアキンの演技を堪能できた。ほんとすごい。
覚醒後のメイク、衣装の美しさに目を奪われる、と同時にゴッサムシティのてんやわんやに爆笑。しかしあのスーツの仕立ての良さはサイズ感も生地も最高であります。ジョーカーといえばオシャレさんだもんね。
ジョーカーが関わるといきなり⭐︎ぶっ殺すが多く、怖いの苦手なわたしは辛いがしかし。今回はそんなわたしも笑顔で見ていられるのである。正直もっと暗く救いようがない物語だと思っていた。
悲劇は喜劇。喜劇は悲劇。
ジョーカーの存在そのものを体現していたまさにタイトル通りの映画なのであります。