DC作品はほとんど未履修、ダークナイトを観てる程度、DCキャラとあらすじくらいは知っている、そんなミーハーですが観に行ってきました。
「ジョーカー」という人間がいかにして生まれたか、「アーサー」という一人の人間がどのようにして「ジョーカー」へと変貌していったのか、その過程が丁寧に丁寧に描かれており、観客をジョーカーに引きずり込む凄まじい映画だと感じました。
自分は(多少の不満はあれど)今の人生に幸せを感じている人間で周りにも恵まれていると思うが、そうではない人、社会への不満を持つ人や理不尽な扱いを受けている人がこの映画を観たら本当に爆発してしまうのではないか、そう思わずにはいられない。それぐらい強い力で引っ張られたし、鑑賞後も心にずっしりとしたものが残る映画だった。
一言で言えば魂を持っていかれる映画だと思います。
ホアキンジョーカー、凄まじかった…
