つたやん

ジョーカーのつたやんのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.1
仕事の合間に無理矢理劇場に足を運んだ甲斐がありました。

ゴッサムシティが、どこかワイドショーで流れるような、今の日本を感じさせるような、既視感がある。ていうか、今の世の中でこんなん流していいのって感じ。
その中で、不条理や、優しくない世界で生きているアーサーが抱える不満がジワジワと、彼をジョーカーへと変えていく。
ラスト4分の1は、かつての作品で出てきたジョーカーそのものに。
社会がジョーカーを生んで、社会もそれを望んでいたかと思うような絶対的な存在感で終幕。

そしてラストシーン。まさにジョーカー!!やられました。