アメコミのノリは全くなく、ゴリゴリのクライムサスペンスでヒューマンドラマだった。終始不安、時々切ない、時々笑っちゃう(くらいヤバい)。こんな世界じゃ、こんな境遇じゃ、まともには生きられない。不幸な男の人生が不幸にもでも当然に思える流れで喜劇になった。。音楽の演出がすごく良くて、重たく響く作品にしてくれてた。映画としてはすごく満足だったんだけど、ダークナイトとかバットマンシリーズを見てたので「ん？これだとバットマンと出会うとき何歳？てかこれ何歳？？」とか「ん？このキャラってこんな感じだっけ？ん？」と気になってしまった。そんなこと考えるのは勿体ない。良い映画だった。
