こばやん

ジョーカーのこばやんのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

期待を超えてはこなかったなー。。。

いままで語られなかったジョーカーの誕生秘話。

個人的にはジョーカーになった後の話しのほうが気になるのでそちらがなかったのが残念。

誕生秘話もぶっちゃけよくあるお話に見えてしまい、こんなもんか…と感じてしまった。

ただその中でも列車での殺人、自宅での殺人シーンは狂気を感じてとてもよかった。
列車では最後の1人が車内に逃げるか車外に逃げるかのシーンとその後、自宅では殺した後のどんな行動を起こすのか予想できない感じがとても好きです。

ジョーカーになった後の司会者の殺しかたがもっと狂気を感じるようなジョーカーらしい殺しかたなどを期待してしまったのでなんだか物足りなかった。。。

ただやっぱりジョーカー。
それでも1つの作品としての完成度は高い。

彼女の幻想や母親の真実など、驚く展開はたくさん。

その中でもラスト。
精神科医を殺したとか、全部ジョーカーの作り話だとか、色んな考え方があって、みなさんの感想を見ていて楽しかった。

僕は最後のシーンは過去のシーンだと思って観ていた。
頑張っている青年がどんどん狂気に落ちていく話しかと思ったら、実は最初から狂人だった。
それを押し殺して普通の生活ができるように頑張ったが、ダメでした。
というお話だったんだなと思っていたら全然的外れな考えだったみたいで残念。

ラストは色々な考え方があるだろうから考察が捗る。

続編というよりも、その後の狂気を感じるような犯罪集てきな作品が観たいなと感じました。
こばやん

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