tuttle

ジョーカーのtuttleのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
5.0
バットマンがマジで好きだなと思った。

ゴッサムシティの街並みが日が昇ってるうちに堪能できた。
引きの画も多かったし、市井の人々の生活が見れたのは、バットマン視点ではないからこそかもね。皮肉にも。

これを見て誰もがジョーカーになりうるとかそれこそ笑えるジョークで、せいぜい子分止まりでしょう。触発されるってそういうこと。
ジョーカーへの共感は、彼を通して鬱憤を募らせた自分を見ているに過ぎない。
「誰も俺を見ていない」
出自もわからずどこまでがジョークかも謎、誰も彼をつかむことはできないけど、この世界で唯一、静かなる監視者だけが何が何でも追い続け、見つめ続けるんだよ。
というわけでトッド・フィリップスくんは早くバットマンをつくろうね…。
tuttle

tuttle