ホアキン・フェニックスの鬼気迫る演技は評判どおり圧巻で、特に笑いたい訳ではないのに(病気で)笑ってしまう演技は絶妙に気持ち悪かった。(誉め言葉)
映画全体としては、前評判が凄すぎて、情報過多かつ期待し過ぎてしまったところがある。
冴えない一般人が様々な絶望的状況を経験し、壊れてしまう、という大きな流れを予備知識として持っていたために、次どうなんるだ!?という興奮が少し薄まってしまった。
タラレバであるが、あの有名なジョーカーの誕生を描いている、という情報すらも与えられずに鑑賞していたら、トラウマになっていたかもしれない。