Junkin

ジョーカーのJunkinのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.3
六本木の映画館にて鑑賞。
今まで見たことの無い映画を見た感覚に感動している。
こんなにも、ブラックなバットストーリーにも関わらず、ユーモアが散りばめられていた映画は、僕は見たことが無かった。
もしかしたら、もう2度と出会わないかもしれない。
なぜ、ジョーカーがジョーカーなのか教科書のような内容であり、
人間の深い部分や、問題点もしっかりと描いてあり、社会的メッセージも強い!
そして、音楽の緩急と落差。
続くように感情の緩急と落差で飽きさせない。

カメラワークもジョーカーの表情を引き立てるアップカットが多く、非常に効果的!

不安定ながらも、しっかりと主人公のサクセスストーリーになっており、視聴者がついてこれるギリギリラインの映像表現で綱渡りで渡っていく。
レベルの高い緻密な構成だと思いました。

しかし、覚悟を持って見なければ、この作品にたえれないかもしれない!
それぐらい深い映画でした!

広告の(アカデミー賞は確実だ)とありますが、僕も確実だと思います!

好みはあると思いますが、間違いなく名作です!!
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