K

ジョーカーのKのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.4
劇場鑑賞101本目。

公開日の次の日に観に行ったが、考えがまとまらなくて中々レビューを書けなかった。
それぐらい衝撃的でかつ素晴らしい作品。

最近のDCシリーズ映画はマーベルに比べてパッとしなかったけれど、このジョーカーは『ダークナイト』並みの傑作じゃないだろうか。

病気や貧困というハンデを背負いながらも善良に、夢のために生きようとするアーサー。
そんな彼が次々に不幸に見舞われ、裏切られ、傷つき、狂い、ジョーカーへと変貌していく様子には本当に惹きこまれて、あっという間の二時間だった。
ホアキン・フェニックスの役作りと演技のクオリティには脱帽。

環境や境遇次第では誰もが『ジョーカー』になってしまうのだという説得力があった。

面白い、と評するのが躊躇われる暗く重苦しいストーリーだけれど劇場で観れて良かった。
K

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