思った以上に激重。
とにかくホアキンの演技力がすごい。ちょっとした仕草や何げない表情から、アーサーの悲哀を見事に表現している。あの発作的な笑い方は言わずもがな。
ホアキンは「グラディエーター」の狂った皇帝役とか有名だと思いますけど、「クイルズ」のような、元々はまともだった、自らの信念と欲の間で葛藤する神父様の役とかも物凄く上手いので、気になったら見てみてください。こう言う人がジョーカーやってくれて良かった…
あと監督がコメディの監督だからか、衝撃的なシーンもどこかしらわざとギャグの要素が散りばめているような気がする。
2コマ落ちみたいな衝撃と言うか。
タクシードライバーが大好きな私は、すぐにアーサーの姿にトラヴィスを重ねました。
タクシードライバーが久々に見たくなった。
