★内容評価のレビューが多いので、音楽面からのレビューを!
今やアメリカンレジェンドHR BANDになったVan Halen(JUMPて曲は皆さん知ってはるんちゃうかな?)から、1985年にVoのデイヴ・リー・ロスが脱退!
ファンに衝撃が走りました。
そのデイヴがVan Halenへの当てつけのようにバカテク・バンドを組み、最高にカッコいいアルバムをドロップしました。
名曲が目白押しで色々好きな曲があったんですが(YANKEE ROSEとか)、中でも最後の曲を一番ヘビロテしてました。
それが"That's Life"
デイヴがアメリカン・エンターテイナーを体現してる人なので、正にピッタリ!歌詞を覚えるほど聴き込みました。
フランク・シナトラが"That's Life"のオリジナル・アーティスト(で合ってます?)と知ったのは、恥ずかしながら数年前でした‥笑
まさかこの曲にJOKER内で、あんな印象的な形で再会できるとは!
アーサーがもうどうしようもなくなって自ら自我の崩壊を選択し、バックに"That's Life"が流れる‥
ダーク・エンターテイナー(フリークス)であるJOKERにめちゃめちゃ似合う‼️
また、他にもクリームのホワイトルームなど古き良き時代の空気が漂う選曲が嬉しい。
once upon a time in Hollywoodもそうだったが、60〜70年代の音楽がフィーチャーされ、ノスタルジックな良い雰囲気を醸し出している。
それと「タバコ」。
これも2作品とも“悪いヤツ”の象徴っぽく使われていて興味深い。
最後に軽く内容に触れると‥
止まらないアーサーの人生の転落。裏切りと失望。その度に
舞う狂気のダンス
響くカラカラに乾いた笑い
しかし僕には全く理解できない人間とは思えなかった。
誰もが持つ狂気を代弁しているからこんなに人気があるのだろう。
ちなみに"That's Life"の和訳は
「(人生って)そんなもんさ」