ジョーカーのnonのレビュー・感想・評価

これはアーサーがジョーカーになるまでの物語だけでなく、貧困層や弱者が富裕層に虐げられる社会の現実を描き出したものだと感じた。富裕層がチャップリンの映画を観て笑っているシーンとかも皮肉。
"狂っている" "不気味だ "そう人々から突き放され誰にも救ってもらえないアーサーの孤独さが痛々しかった。
最後、閉鎖病棟でどんなジョークを思いついたのか問われて発した「(言っても)理解できないさ」の一言がすべてを表しているように思った。

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