Ryota

ジョーカーのRyotaのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

どのカットも映像が綺麗だったなぁ、ゴミや水たまり、落書きの印象もGood

社会がジョーカーを作って、ジョーカーが社会を作った。ダークナイトに繋がる伏線を色々描きつつも今のジョーカーはこれだって映画

物語の中でアーサーを直接批判してる人って少ないんですよ、行き場のない感情をアーサーに向けられて、ジョーカーという「存在」になるけど、地下鉄で殺した人達が可愛そうな被害者かというと違う気がするし、結局低い立場の人を搾取したり踏みつけたりする、弱者と強者の窮屈な社会をアーサーの現実と妄想に描いた感じ。

映画はエンターテイメントだけど、感情移入するならどちらの立場にもなりたくないですね。
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