見ました。
理不尽なほどの不幸に見舞われるアーサーを見るのがとても辛かったですね…
ちょうど職を失うタイミングでの視聴となったため、他人事と思えず感情移入して見てしまいました。
現実世界でも個人の努力ではどうにもならないレベルの不幸が襲いかかってしまい、辛い生活を強いられている人たちがいることを考えると、非常にリアリティのある描写でした。
私はたまたま五体満足で生まれてきていますが、それはただただ運がよかっただけであって、どうしようもないくらいの障害をもって生まれることもあると思います。
それだけならまだしも国や行政、他人に助けを求めても無視され蹂躙されるアーサーは本当に辛い。
こういった映画がある種の生きづらさを抱える人たちの共感を得ていることは、非常に示唆的で現代に生きる人の心情を反映していると思います。
