EMILI

ジョーカーのEMILIのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.2
「つらいのはもうたくさんだ」←全わたしが肯く。
鬱もちの人(わたしも含め)は基本グラフでいうところのマイナス値の範囲を上り下がりしているので、上がって上がってやっと「普通」レベルになれる。平坦なときは自己防衛のために感じ過ぎてしまう感覚や感情を遮断しているのだと思っている(離人症ぽい感じ)。
でもこの映画、精神疾患への偏見が強まりかねないと思うから劇薬。
良い方向に理解が深まればいいのに。
只でさえ生きにくいディストピアなんだからよォ。誰かにとってはユートピアなのかも知れないが。
映画本体の重みはそこまでではないが、考えさせられる。難しい問題だ。
p.s. ホアキンの肩甲骨。
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