ののあ

ジョーカーのののあのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.9

承認欲求も善悪も自分自身で決めるもの


👍

綺麗な作品だった。
人の根にある深く、暗い部分を描いてるにも関わらず。

彼はなぜジョーカーになったのか
この映画だけでは収まりきらないほどの
複雑で痛々しさを肌で感じる事ができた。
電車で殴られてるシーンはスタントを使わず本気で殴られていたようで、尚更お腹の下にどんよりとなんとも言えない違和感を感じた。

人の奥底の部分は誰にも見えない。
それを知ろうとするのは到底無理な事なのかもしれない。
彼は彼の中での正義に向かって突き進んでいて、それがとても綺麗で、哀しく見えた。


👎
これは私の勉強不足なのだろうが、
所々、あれはなんなんだろう。
というシーンと、やはり人を殺してしまう正義にはどうしても共感できない自分がいた。



怪演     🌟🌟🌟🌟🌟
映像美    🌟🌟🌟🌟🌟
メッセージ性 🌟🌟🌟🌟
共感     🌟🌟🌟
ののあ

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