元々そんな欲求も願望も無かった
恐ろしくて
哀し過ぎて
緊張して
自分を伝えられなくて
申し訳なくて
イライラして
止めたくて止めたくて止めたくて止めたくて…
笑う
顔が
声が
止められなくて
また哀しくて
悔しくて
恐ろしい事が自分にだけ起こる
歪んだものが自分にだけ増えていく
痩せ過ぎて真っ直ぐにならない背中
笑顔を描いてるのに流れる涙
アーサーは銃を構えない
衝動は同時に発砲させる
笑い声が極まる程に
彼自身を彩るほどに
ジャレッド ヒース ジャック
と美しく、悩ましく重なっていく
悲劇としか言えない程
救われる事の無いアーサーの魂は
自分を傷つけるものを排除する事で
どんどんうまく流れ始める
笑いたい時にだけ笑い
羨望の眼差しを向けられる
誰も彼を捕まえられない
緑と白と そして赤い怪物は
孤独が深まるのも気づかないくらい
すでに孤独しか知らない
微笑みかけ手を差し伸べてきた
JOKER
という孤独に
寄り添い尽くしたホアキンは
飲み込まれるどころか
華麗に一体となって輝き続ける
…それと
やっぱりあの頃あれをやった
ジャックニコルソンという人は
変態だ
凄すぎる…
10/29 追記…
っていうのが全部、すべて、何もかも
アーサーの妄想で
孤独も善良さも人への興味も一切ない
最後の最後の
アーサーが現実
しかも現在
だとしたら…の証拠しかない本編
怖
でも…だとしたら
最強に痛快
で、快感だっ
