ぴろ

ジョーカーのぴろのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.2

アーサー・フレック

極悪非道のヴィラン
ジョーカーである彼にこれほどまでに
感情移入をしてしまう怖さ。

彼は、彼だけが彼をジョーカーに
したんじゃないんだよね。

抗いようのない社会。
不条理な世の中への反発。

反発まで行かないか。
反射的というか、自然的というか。。

後半、吹っ切れて踊りながら
階段を降りていくシーンは
カッコ良く感じてしまいました。

たまには
世間からしたら大悪人
っていう人物への感情移入も悪くない。

とてつもない悲しさ。
孤独。やりきれない思い。
社会から見放された現状。
理想、妄想と現実のギャップ。
自分の夢すら自らの夢ではない矛盾。

めちゃくちゃ辛かった。
めちゃくちゃ良かった。

ホアキン・フェニックス
圧巻でした。
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