アーサー・フレック
極悪非道のヴィラン
ジョーカーである彼にこれほどまでに
感情移入をしてしまう怖さ。
彼は、彼だけが彼をジョーカーに
したんじゃないんだよね。
抗いようのない社会。
不条理な世の中への反発。
反発まで行かないか。
反射的というか、自然的というか。。
後半、吹っ切れて踊りながら
階段を降りていくシーンは
カッコ良く感じてしまいました。
たまには
世間からしたら大悪人
っていう人物への感情移入も悪くない。
とてつもない悲しさ。
孤独。やりきれない思い。
社会から見放された現状。
理想、妄想と現実のギャップ。
自分の夢すら自らの夢ではない矛盾。
めちゃくちゃ辛かった。
めちゃくちゃ良かった。
ホアキン・フェニックス
圧巻でした。