観たら絶対落ち込むと思って避けてたものの結局見に行くことに。
この映画は「みんながよく知っているあのキャラクターを、別の視点から描いた」っていう点ではマレフィセントとよく似ている。
社会からひどい扱いを受け続け、地下鉄の事件をきっかけに自分の行動を支持する意見が現れ、そちら側へどんどん傾いてしまった。なるほどなぁ。自分がその立場で同じことするかしないかは別問題として、でもわかるわ。その気持ちほんとわかるわ。
やせこけたホアキンフェニックス、老いた。役者魂がやばすぎる。どうか切り替えて次は幸せな役やってほしい。精神衛生上ほんとよくない。ジョーカーって役はブラックホールみたいにその人を吸い込んでしまう感じがした。
けど覚悟していた割に、後味は悪くなかった。
監督がハングオーバーのトッドフィリップスということを鑑賞後に知ってびっくり。
あんなゴリゴリのコメディ監督が？？？
でも、なんか全部納得いくし辻褄があう、ってとこは共通点かも？
公衆トイレのシーン。
なんで踊ってんだ？と鑑賞中はおもってたんですが、監督のこのインタビューで説明されてました。
https://youtu.be/nTVdN6s3rXY
初めは銃をかくして、顔を洗ってメイクを落として、っていうシーンを撮ろうとしてたけどホアキンと一緒に、これじゃアーサーらしくない。となっていろいろ撮ってみた。最終的にこのダンスシーンを撮って、これだなと。後半にもう一度出てくるダンスシーンほどジョーカーではなく、でもジョーカーらしさが表現できた。
と言っててなるほどー！と思いました。
もう一つ
https://youtu.be/mRHgEiu0DF0
これ見ると解釈がまたさらに複雑化する。
