「 狂ってるのは僕か、世界か 」
映画館でどうしても観たかった作品。
どこまでがアーサーの妄想で
どれが現実なのかはわからない。
だって物語全部アーサー主観だから。
世論と主観とギャップがあって
でも自分のことを全てわかってるか?と言われればそんなことはなくて。
アーサーの選択は許されることではないけど(どこまでリアルかは置いておいて)気持ちは苦しいほど伝わるし否定はできない。
愛していた人、信じてたことが
壊れ崩れてしまったとき
愛してほしい人に背を向けられたとき
何がきっかけかはわからないけど
誰しもがジョーカーになる可能性を
秘めてるんじゃないかな
学生のときまわりのテンションや
関心に共感できない自分が
異物みたいで気持ち悪くて嫌いだった
なんかそのときの感覚を思い出した。
上手く言葉にできないけど
死にたくなった
そんな感じ。
追記:様々な考察をよんで
アーサーが唯一心から笑っているのはラストシーンのみで、「面白いジョークを思いついた。君にはわからない」このセリフまでの物語は全てこのとき思いついたジョークだった。
この考察が好み。