ホアキンフェニックスの演技に魅了された
不自然な肩甲骨の出っ張りとか腕がおかしな方向に向いてる感じ、背中だけで不気味さ、精神の不安定さを表現してるのが凄い
アーサーがジョーカーになったときのダンスのシーンは凄く印象的だった。妙にキレがあって手足の長さも相まって不気味、でも何故か凄くかっこよくも見えて惹き付けられた。台詞がなかったとしても映画が出来上がっちゃいそうな空気感、迫力があった
子供を笑わせることが好きで、ピエロの仕事を愛してると言っていたアーサー、真面目で優しい青年だったのに、😢
だからすごく悲しい。アーサーの心がここまで繊細じゃなければもしかしたらジョーカーにはならなかったかも。
怖いなと思ったのは、貧困や病気がベースにはあったにしてもアーサーの心がパンクしたきっかけが他人の些細な侮辱的な態度だったこと。ちょっとした人の冷たさとか環境とかの積み重ねがこんなに人に影響してしまうのが本当に怖いと思った。
殺人を犯して初めて尊重されたアーサーは殻を破ったように輝き始めた。それでも根本的には優しい心を持ってるはずだから、悪になった後もけっきょくいつもどこか悲しい気持ちなんじゃないかなって思った
