厚揚げ

ジョーカーの厚揚げのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.0
光が差し込んだ時
アーサーからジョーカーになっていく。


最後の番組のシーンでのアーサーの
絞り出すような最後の語りは、
とても人間味を滲み出していた。

私は忘れられない。
チャップリンの映画を見た
あのアーサーの顔を。


このジョーカーに共感はするけども、
この映画を見れている自分は
チャップリンの映画を見ていた貴族と
同じように、貧困のどん底で生きる彼には
共鳴はできていないのだろう。


今の社会の現状を
一身に引き受けたジョーカー
いい作品にならないわけがない。
厚揚げ

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