やす

ジョーカーのやすのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.4
面白かった。面白かったけど正直期待値上げすぎたなぁ。この世で一番面白い映画くらいのテンションで観てしまった。
こういったリアルな不幸があり陰湿な雰囲気の映画は、観てて本当にしんどくなるから苦手だ。過去にトラウマがある訳ではないけどなぜか彷彿される。
人は両親からのまっすぐな愛か社会的承認がないとバグるよね。俺の兄貴みたいだなと笑 アーサーがバグるのは至極当然で、そのバグった後ダークナイトでみせるようなバグに対する信念の強さの理由がわからなかった。あそこまで意志強くバグるからには、なにか信じるものがあるのかと思ってた。
今回のジョーカーで、ジョーカーのことを理解したからこそあそこまでバグれるジョーカーが分からなくなってしまった。俺なら途中でやめちゃうしモチベーション湧かないしなんなら自害で終了だもんな。だったら全く意味不明で理解できない化け物の象徴である「ジョーカー」としてい続けて欲しかったかもしれない。

あと、映画館の席の隣のカップルの男性がことあるごとに「いまのどういうこと?」「え、死ぬってやばくない?」とか彼女に話しかけてて、ジョーカーという映画で、映画館で、でかめの声で、上映中に話す人彼氏とは、別れたほうがいいと思います!
ジョーカー以上にサイコパスな彼氏さんだったぜ
やす

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