ジョーカーのばんばんのネタバレレビュー・内容・結末

最初は素直にみててゴッサムひでえ街だなあ、ブルースの親父クソじゃんとか、弾はいつこめたんかなあ、まあ勢いでやっちゃう映画特有のファンタジーかな？とか思ってみてたんだけども、アパートの彼女が尾行されてそんなに軽く笑顔で？とか、お母さんの妄想の病から自分の妄想に気付く事から急激に混乱していった。ママの写真にTW（トーマス・ウェイン）の文字もあったし。
もしかして同僚が警察に言った証言（アーサーが無理に拳銃を売ってくれと言った）とかも真実だったかも。
アーサーはたくさん踏みつけにされたけど、統合失語症？とかの被害妄想が加わってたんじゃないの？
アーサーが狂って悪へ向かっていったのは親とクソゴッサムのせいだけではなくて自分の妄想のせいもあるんじゃないの？
それに役所の相談室みたいなとこで、何で入院していたのか覚えているか訊かれたのも変。時系列が逆かも。

ジョーカーとブルースの年齢差、あとなんか悪のすごい奴ジョーカーというキャラとの食い違いが気になる。
たくさんのピエロのお面が示唆するのは、彼がジョーカーを名乗ったからといって例のジョーカーとは限らないよ、ということだと思うし、めちゃくちゃこの映画は引っかけがある。

そんで、未成年には見せない方がいいというのもわかる。
実際、踏みつけられたらこうしてもいいんだ、という勇気をもらったみたいな感想を読むとね…いや、これ全部妄想かもよ？
あと、監督の残念発言「ポリコレ棒をきにしてたらコメディなんて作れない」はうそじゃないのかな？これも引っかけでは？　というのも差別ネタをかます同僚やアーサーを笑いものにする司会者を悪く描いているもの。

FFHといい、こういう作りがはやってんのかなあ。