Netflixでチラチラと気になっていた。
ジョーカーがなぜジョーカーになったかを
知れる映画は恐ろしいものでは無いよ、と
友人から聞いてはいましたが
彼女の話以上に私には悲しい映画でした。
ストレスを感じれば感じるほど
脳から笑えという指令が出される。
笑う事に感情がないし喜びもないのに
母の言葉を胸にコメディアンになろう
と。心が優しければ優しいほど、
これはツライですよ毎日崖っぷちですね..
「僕の話しを聞いて」
「薬が貰えなくなるの？僕の話しを聞く人は？」
切ないシーン..
幸せは、幸せになる過程であって
目的じゃない。とは誰かの言葉
だったと思うけれど、
誰かがジョーカーにならないために
ほんの少しのやさしさをわけて
あげられたら。相手の話に少し耳を
傾けてあげるだけでいいから。
出来ないかな、難しいのかな
映画の中で大好きな
チャールズ・チャップリン作曲
「スマイル」が流れた
この美しい旋律に歌詞を付けたのは
ジェフリー・パーソンズという方。
心から笑う喜びを少しでも
持ち続けていられたら。
哀しみや恐怖の世界を超えられたのかも
「ジョーカー」に思い入れがあるわけでは
ないのでやっぱりこんな感想になって
しまったけどホアキン・フェニックスが
ホアキンフェニックスに見えない
本物のアーサーが実在するかのようで
受賞納得の素晴らしさでした。
スマイル聴こ。(ʚ̴̶̷́ .̠ ʚ̴̶̷̥̀ ू)
