ノラネコの呑んで観るシネマ

一度死んでみたのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

一度死んでみた(2020年製作の映画)
3.0
堤真一の製薬会社の社長が、二日間死ねる薬の実験中に買収騒動に巻き込まれて火葬されそうになる。
オヤジの危機を救うのが、こじらせ気味でメタルのバンドやってる娘の広瀬すず。
分かりやすい家族愛を巡る父娘の確執の話なんだけど、そこに死亡薬という変数が絡む。
原作付きかと思ったらオリジナル。
しかしギャグがことごとく滑ってるし、有名人のゲストがワチャワチャ出てくるのだけど、全く意味がないので笑えない。
調べてみると脚本書いたのがソフトバンクのCMの人だとか。
15秒だから成立するノリを長編映画でやられてもなあ。
あとリアリティラインがメッチャ緩い。
コメディだから、というのもあるんだろうが、社長が変死してるのになぜ誰も調べない。
小澤征悦がギリギリまでハンコ押させてた書類の内容にも失笑。お前ら小学生かよw
ノリツッコミのCMは面白くても、映画では退屈になってしまう反面教師。