改めて、公開おめでとうございます!
-------------とりあえず言いたい
カズ役の中尾暢樹氏のハンパじゃない振り幅。
戦隊芝居を経験したと思ったら、「一礼して、キス」でぶっきらぼうで強気な高校生を演じ、現在では絶賛放送中の「カカフカカ」で上手に甘える無気力な青年を演じてる。
かと思えば当作品で、真っ直ぐすぎる太陽のような大学生。
彼をしらない人は「同一人物」ということに気づかないかも?
もう彼はカメレオンという言葉では表せません…。
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朝井リョウさんの作品には珍しくスカッとした青春群像劇。
それでもキラキラした溢れ出る戦隊モノ感が生まれたのは、中尾暢樹さん・瀬戸利樹さん・横浜流星さんの力量のおかげかな。
たくさんの犠牲を払いながらの練習。
お疲れさまでした!
テーマは「自分が選んだ道」
別の道へ進むことさえ "挫折"と言われてしまうことがある世の中で、このテーマで突き進むのは強いメッセージ性を感じました。
諦めたり逃げ出したりしたのではないんだという訴えは、今を生きる若い子達に響いているはず。
------------------以下個人的観点
清水くるみさん演じるお姉さんが良い!
これがまさに今までの世代の人たちの感覚。
真っ直ぐにぶつかってくるから、ハルの気持ちが浮き彫りになってた。