うめ

にっぽん昆虫記のうめのレビュー・感想・評価

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)
3.7
戦前戦中から戦後へ
日本の混乱期を生き抜く女性
弄ばれ
翻弄され
蔑まれながらも
逞しく生き抜いていく

シリアスなようでいて
詩吟のような唄といい
アヴァンギャルドさがあるというか
独特な作りになっていますね
あまり見てないけど
これが今村昌平の味なのかな

今でこそ
綺麗な国になっていても
日本だって
こういう時代があったのです
本や映画に
自分から触れていかないかぎり
なかなか知るチャンスがないけど
こういう事を知るのって大事な気がします
うめ

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