Jumblesoul

にっぽん昆虫記のJumblesoulのレビュー・感想・評価

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)
3.0
不運や不幸にめげずに激動の大正~昭和を生き抜く、寒村出身のバイタリティあふれる女性の半生記。
この手の作品では綺麗事のみを取り上げる事が今時の主流だが、正にどん底の生活をリアルに描いて生々しい。
生き抜くためには体を男に売って稼ぐ姿は、汚いどころか清々しいくらい。
主演の左幸子の熱演が全てだが、前半は登場人物が多すぎて混乱するのが欠点。中盤からの上京編がテンポが良くて面白かった。
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