竹内結子さんを偲びながら見た。派手じゃないけど綺麗な人だなあ。山崎努の7年間の「だんだん」病が進行していく演技に驚かざるを得ない。実際体験していいる人にとっては「きれいな」部分でしかないだろうけど、これから自分にも起こりうる事実にどっきりする。自分か、家族か。それはまだだれにもわからないけれど、そんなとき支えてくれるのは「家族」なんだと。でも、竹内結子演じる麻里と北村有起哉が夫役、その夫婦、家族は決してうまくいってない。そんな家族をどう修復するのか、うまくいかない家族の中で支え合いってできるのかな、とかすごく難しさを感じる。この家族たちを見ていて、やっぱりたくさん「語る」ことやお互いを知ることがすごくすごく大事なのかな。
ボケちゃってもかわいいおじいちゃん、病人になるとわがままになっちゃう人が多いと聞くけど、愛される病人、死んだときに家族はもちろんだけど、病院のスタッフさんに惜しまれる人になりたいな。
