ぺんちゃん

十二人の死にたい子どもたちのぺんちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
評価が低かったので期待してなかったけど、面白かった!!!
キャストがめっちゃ豪華✨良い顔ぶれ。
「自殺したいけど殺されるのはイヤ!」という子供たちが殺人犯から逃げ惑い、1人ずつ殺されていくパニックスリラーかと思ってたら全然違った!笑

『12人の怒れる男』という超有名作品があり、それを日本版にした『12人の優しい日本人』という名作映画があった上で、それと同じ構造の本作ということを理解して見ると「よく出来た作品だな」と思えるけど、そうじゃない人が見ると結末が物足りないのかな...?
『12人の怒れる男』『12人の優しい日本人』は、陪審員制度のもと集められた、職業・経歴様々な12人が、ある事件の容疑者の有罪・無罪を決める会議をするのだけど、その中で段々と陪審員それぞれの事情が明らかになっていき、話し合いの中でそれぞれが抱える悩み・問題への視点が変わったりして、最後はみんなで納得して結論を出し、12人が晴れ晴れとした顔で会議室を出ていくというお話。(回想以外は全て会議室での会話メインの密室劇)
本作も、「謎の死体」という問題について会議が始まり、その謎を追う中で各自が自殺したくなった経緯が明らかになっていくストーリーだった。
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