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十二人の死にたい子どもたちのナのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

悪くはないしお金返せ!とかそういうのではまったくないんだけど、うーんもうちょい欲しかった…!と思ってしまった。
堤監督だからこそ期待してしまってた部分もあるのかもしれない。

13人の役者さんは本当に演技が上手くてそこは凄いなと思ったし、同世代の方がこんなに表現力高いのかぁとおもうと尊敬してしまった。

勝手に予告を見ていてインシテミルみたいな感じの映画かと思っていたのであれそっちか、そっちなのか…ってなっちゃったかな…

ただ、あんなに悩みに悩んで決めた大きな決断を、あの短時間で起きたことによってすんなり元の、大変で苦しいであろう生活に戻る決意をしたところが、心変わり早すぎてえ?ってなったけど、人生って案外そんなもんなのかなと納得した。

伝えたかったものはなんとなくわかった気がするけど、死ぬという選択をしなかった場合一人ひとりがどんな生活に耐えて苦しむのかっていうのを分かった上でのそれでも生きるっていう選択をしたっていう描写があったらラストシーンのみんなが歩いていく、元の生活に戻っていくところとかももっと重みが出ていたのかなと思いました。
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