ざきつー

十二人の死にたい子どもたちのざきつーのレビュー・感想・評価

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冲方丁の原作は読んでないんですけど、でも僕は彼の書いたものならきっと面白いものだろう思っているんです
結果的にはそれなりに楽しめたんですが、どうにもノリ切れない部分があって、釈然としませんでした
監督が堤幸彦だってのは観終わってからのクレジットで気づいたんですけど、あーなるほどこの クサさ は彼が原因なのかと納得しました

12人の〜というタイトルからわかるように、これは明らかに 怒れる男 やそのパロディである 優しい日本人 を下敷きにしていますね
それで投票制度を設けていましたけれど、これがあまり機能的ではありませんでした
なにせ投票は冒頭とラストでしか行われないので、ただのお飾りになってしまっています

伏線のばら撒きまでは雰囲気自体はよかったです
回収してからの流れはみんなハテナとなったように思いますが…
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