十二人の死にたい子どもたちのjiuyoshinoのレビュー・感想・評価

自殺という手段で、大人たちに復讐を謀ろうとする子どもたちのお話。
最悪な人生でも、もう終わらせたくても、生きたい。誰か助けてくれ。そう思いながらもがく子どもたちの最期の希望が自殺だなんて、悲しすぎる。
最後の多数決のシーン長くしたのは、『多数派に圧殺されてしまいがちな"一票"に耳を傾けることの大切さ』を訴えることに重きを置いたシーンにしたかったという監督の意向を読んで、なるほどなぁ、だから漫画と違った雰囲気にしたのかと。
目が離せなかったです。