アノン

悪魔はいつもそこにのアノンのレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.9
え想像以上に面白かった(笑)題名に「悪魔」って付いてるから悪魔崇拝的なガッチガチのオカルト映画なのかと思ってたけど、それ以上にスリラー要素が満載。割とグロい。犬が磔食らうのはなかなかだったけど、結局こういうの好きなんだよな。超陰湿なタランティーノ映画って感じ。

愛する人を救うため、自分の身を守るため、殺し殺される田舎が舞台のストーリー。1つ1つの死が全部繋がっていく構成が面白い。2時間ちょっとあるけど全然苦にならなかった。

てか登場人物のキャラが濃過ぎる。しかも俳優がめちゃくちゃ豪華。特にロバート・パティンソンやばい。自分に酔いしれてるクズな役がめちゃくちゃハマってる。最近トワイライト観たばっかりだから脳内で変なバグ起きて、逆にこの役見てロバート・パティンソン好きになってる自分がいる(笑)

主人公のトムホはね、とにかく気の毒で仕方ない。まぁ主要キャラの中で唯一まともな人間だった。でもあそこまで死に取り憑かれてる人間いないわな。お祓い行った方が良い。

こういう映画はネトフリオリジナルだからこそ製作しやすいのかなぁ。これからもこういうタイプの作品をどんどん配信して欲しい。
アノン

アノン