陸奥流れ者

悪魔はいつもそこにの陸奥流れ者のレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
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原作は、2023年に発売された新潮文庫の〈海外名作発掘〉シリーズのうちの一冊で、これがまた素晴らしい暗黒ノワール小説だった。オハイオの田舎町、ノッケンスティフからはじまる阿鼻叫喚の地獄巡り。映画は原作にほぼ忠実。欲をいえば、全体に漂う腐臭の表現がもう少しほしいところ。ちなみに、ナレーションは原作者のドナルド・レイ・ポロック。