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悪魔はいつもそこにの238のレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
4.3
不快極まりないが、救いようのない最高の地獄映画。悪魔に取り憑かれたようなアーヴィンの人生と、「魔がさした」という言葉以上に悪魔ような邪悪な人間たちの群像劇。
殺人が多く起こるが突発的で無意味な殺人は1つもない。殺人が1つ起こる度にアーヴィンの人生は変化し、アーヴィンを取り巻く負の連鎖も動き、バラバラだった群像劇が1つにまとまるいい意味で悪い感動。『パルプ・フィクション』のような仕組みだが、それよりも酷い。いい意味で。
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