『溺れるナイフ』がどハマりした山戸結希監督。その輝きを次作でも失わないでと思っていたらどっこい、鋭さ増し増しや。『21世紀の女の子』でやっていた女の子3人の会話の応酬はこの為に…。
自分を可愛いと認めないはつみちゃん。僕は普段から美人を自覚していない女の子が好きですが、短期間でこれだけ男からキスされたら自覚しようよと思ってしまう熱い手のひら返し。いやそれだけ可愛く撮れてた。小松菜奈の魅力を映像に封じ込めた山戸監督の「理解力」は健在。
まあ何と言っても一番は清水尋也演じる亮輝でしょうね。あーイタタタ必至ですけれども、これは彼しか演じられない。はつみちゃんの代わりにおじさんが胸キュンキュンさせたるさかいなあ。尋也、186cmなのもすこここ。
吉岡里帆さんさぁ、グラビアは嫌な仕事なのに「セックス」ってワードが何度も出てくる映画に出るのはいいんだ。皆その怒りを持ってるから、山戸監督はこのウザキャラを配役してくれたんだと思う。感謝ですよこれは。
